就活、就職のタイミングで購入することの多い革靴。
気に入ったものを買ったらそれでよいと思いますが、少しでも迷う、何を買ったらいいか分からない人向けに最初に買うべきものはこれ!と一つに絞ってお伝えできれば。
結論:スコッチグレインの黒いストレートチップでOK
まずは結論。これで探して買いましょう。
形:ストレートチップ
色:黒
製法:グッドイヤーウェルト製法
さらに絞るならこれを追加で。
ブランド:スコッチグレイン(ヒロカワ製靴)
ソール(靴底):ラバーソール
例えばこういうものです。
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形が色々ある。迷うなら「ストレートチップ」一択。
迷ったらこれです。
ストレートチップです。
革靴には様々な種類がありますが、ストレートチップというのが一番フォーマルなものとされています。冠婚葬祭とかもいける万能選手。
つま先の部分にまっすぐ線が入っているものです。
ただ、つま先の部分や線の部分に穴が開いているものは種類としては別なものになるので今回は避けましょう。
- ストレートチップ(キャップトウ)
- フルブローグ
- クォーターブローグ
- ウイングチップ
- プレーントウ
あげればきりがありません。
色はひとまず「黒」を選ぶ
色は黒にしましょう。
結婚式、葬式などいわゆる冠婚葬祭すべてに使えます。
社会人になると周りが結婚して呼ばれることも増えてきます。最初に黒以外で革靴を買ってしまうとそういった際に改めて購入しないといけなくなるので得策ではありません。
製法は「グッドイヤーウェルト製法」のものを選ぶ
革靴がどのような製法で作られているか。初めて買う時にはスルーしがちですが、ここが重要です。
ここは暗記してください。「グッドイヤーウェルト製法」です。
単にグッドイヤー、と呼ばれることもあります。
なぜグッドイヤーウェルト製法か?
それは長く使えるから、です。
同じスニーカーを何年も履いているとソール(靴底)がすり減ってきますね。
スニーカー同様、革靴でもソールがすり減ります。グッドイヤーウェルト製法だと、すり減ったソールを修理することが出来ます。
それも何回も。
ピンキリとはいえ、革靴はある程度のお金がかかります。
どうせなら長く使えるものを買いたいものです。
ちなみに、他には
- セメンテッド
- マッケイ
- ノルウィージャンウェルト
などの製法がありますが、ビジネスシューズで最初に買うとなると気にしなくてOKです。
革靴≠スニーカー
ファッションに興味がない人は革靴なぞ買ったことないと思います。
かくいう私がそうでした。
スニーカーと同じ感覚で買うと痛い目を見るので、違いをはっきり理解しておきましょう。
履き心地は硬い
革靴はスニーカーではありません。
ナイキやNewBalanceなどにある履き心地とは履き心地が全く異なります。
一言で表すと、「硬い」。
木の板の上にそのまま足を乗っけているイメージです。
ただ、この硬さが革靴の良さでもあります。履き始めたころは違和感を感じますが、回数を重ねるごとに徐々に足の形に沈んでいき、フィットしてきます。
雨に弱い
革靴、というくらいですので基本的には何かしらの皮革で作られています。主に牛ですね。
革は水に弱いです。雨に濡れた後は必ずお手入れが必要です。
- 布で水分をふき取る
- 乾かす
- クリーム等で保湿する
合成皮革のものを買うことでこういった手入れを回避することもできますが、あまりおすすめしません。
見る人が見れば、合皮か本革かの区別はすぐにつきます。
たまに使う程度であっても、一つはしっかりしたつくりのものを用意しておくとどのような場でも困らないため、就活などの早いタイミングでよいものを購入しておきたいです。
手入れが必要
革靴は長く使えますが、長く付き合っていくためにはお手入れすることが必要になってきます。
履くたびにほこりを落とす、シューツリーを入れる。
定期的にクリームを塗ってブラッシングする。
雨に降られたら入念に水分をふき取る、保湿する。
面倒そうに見えますが、慣れてくると革靴の表情変化が分かってきたりと手入れそのものが楽しくなってくるのでまずは数か月頑張りましょう。
- 汚れ落とし
- 保革クリーム
- ほこり落とし用のブラシ
- ブラッシング用のブラシ
お手入れの為にはこれらがあるとよいです。
まとめて販売されていたりするので、それを購入すると高くつかず良いと思います。
サフィールはとても有名な革靴のシューケア用品を扱っているブランドなので安心して使えます。
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