ずっと気になっていました
TIMEMORE BLACKMIRROR basic+です。
コーヒーを自宅で豆から淹れるようになってから、いつかは手を出してみたいと思っていた、コーヒースケール。
炎上プロジェクトが終わった自分へのご褒美として、購入しちゃいました。
とはいえドリップの時間と湯量が分かれば十分かなと思い、最上位モデルの購入はしませんでした。
外観
名前の通り、真っ黒なのですっきりした印象。
あっさりしすぎているようにも見えるけど、電源をオンにした時のディスプレイ表示がまた一段とおしゃれさを感じさせます。
角取りもされているのは手に取ったときにわかるグッドポイント。これがあるだけでシンプルとデザイン性を両立しているように見えます。のっぺりとした感じがなくなるというか。
できること
コーヒースケールにできることは至ってシンプルです。
- 時間を測れる
- 湯量を測れる
これだけ。
ただ時間、湯量を測るというシンプルな2つの作業をストレスなく簡単に行えるようになる。
これが非常に大きいメリットかなと思います。
BLACKMIRROR basic+のメリット
- お湯を注ぎ始めたらオートで時間・湯量を測れる
- Type C充電ができる
- ドリップが上手くなる(上手くなったような気になる)
オートで時間・湯量を測れる
これが究極的にありがたい。
おうちでしっかりドリップをするようになるとドリップの時間も湯量も測るようになりますよね。
これ、地味に手間だなあと感じたことはありませんか?
時間はスマホのタイマーを使って、ドリップを始めるときにスタートする。
湯量はキッチンで使っているスケールを引っ張ってきてコーヒーサーバーを上に置く。
文字にするとこれだけですが、毎日やっていると手間だなーと思うことがきっと増えてきているはず。
(わたしがそうでした)
ところがコイツはどうでしょう。
サーバーを上に置く、お湯を注ぐ。
これだけで勝手に時間も湯量も測ってくれます。
良くも悪くも「これだけ」ですが、これだけなのが潔くて好きです。
Type C充電ができる
家で使っているキッチン用のスケール(はかり)です。
だいぶ昔に買ったものだからでしょうか。単4電池です。
電池が切れたら新しいものを入れ替えます。今売られているものも変わらずそうなのかな?
BLACKMIRROR basic+ は高いだけあって、乾電池じゃないです。USB充電ができます。
しかもType C。
ここ数年でさらに身の回りのもののType C化が進んでいる気がします。
地味ですが、こういったもののために別ケーブルを持っておくのも億劫ですのでグッドです。
ドリップが上手くなる
コーヒーをドリップするときには、ペーパードリップだけに絞ったとしても変数的な箇所が非常に沢山あります。
- コーヒー豆の産地
- コーヒー豆の製法
- 豆を挽いたときの挽目(中細挽きなど)
- 使用するドリッパー
- お湯の温度
- お湯の淹れ方(三投式、多投式など)
- 淹れる湯量(経過時間ごとの投入量)
- 落とし切るまでの時間
コーヒードリッパーを使うと、このうちの2つを簡単にコントロールできるようになります。
湯量・時間をコントロールできれば固まったところが増えるので、その分で他の変数を調整するのに集中できます。
変数が減る=狙った味を出しやすくなることに直結します。
BLACKMIRROR basic+のデメリット
- ボタンの位置が分かりづらい
- はかりの割には高い
- 手元にあるもので代替できる
ボタンの位置が分かりづらい
天面のシンプルさとのトレードオフだと思いますが、ボタンの位置が分かりづらいです。
時間や重さの表示はライトがあるので電源を入れればパッと分かりますが、ボタンに関しては明るくなることもありません。
何度か使っているうちに気にならなくなりますが、最初だけ戸惑うかもしれません。
最終的には、電源入れてオートモードでドリップ、電源オフの動きしかしていないのでボタンの場所で困ることは起きていません。
はかりの割には高い
いわゆるスケール、用途を限ったはかりでしかありません。
そう考えると5000円超えの価格設定はちょっとためらう人もいそうです。
無いとドリップができない!というものでは決して無いので、あると便利なおしゃれ道具として割り切ったほうがいいかなと思います。
個人的には、どうせお金をかけるならもう少し予算を作って、良いコーヒーミルを買うほうが幸せになれるかなと思っています。
良い道具は気分をあげてくれる
イイモノは使っていると気分を上げてくれます。
そして、良いからこそ毎日使いたくなる。
湯量・時間を正確に測れるようになり、客観的に自分のドリップを見ることができるようなりました。
これを気に、いろいろな豆でドリップメニューを考えてみようかな。